油吸着剤について

従来、油の吸着剤としてはウエス・おがくず等が使われてきました。その後、粘度系吸着剤やオイルキャッチャー(マットタイプ)といった吸着率の大きい油吸着剤がでてきましたが、いずれも吸着後の油が浸出し、土壌汚染や水質汚染につながるという理由で、産業廃棄物扱いまたは焼却といった処理方法を取っています。
その後、生分解性をうたった油吸着剤が出現しましたが、吸着剤自体に生分解性があっても、吸着した油は分解できないため、やはり産業廃棄物扱いでした。

油吸着分解剤『エコットスポンジ』

エコットスポンジは油を吸着し、特別なカプセル構造内に油を封じ込め、カプセル内にて微生物によって油(炭化水素全般)消化し、水と炭酸ガスに分解する、油吸着分解剤です。

したがって、吸着された油は雨や水によって浸出することはないので、土壌汚染や水質汚染につながるといった心配もありません。また、吸着した油自体も微生物によって消化するので、一般の燃えるごみ扱いや、土壌にまいたとしても問題ありません。

日本国内での微生物による油分解の背景

1997年1月ナホトカ号の座礁事故によって、大量の重油が流出し、沿岸に漂着しました。
それから約2年が経過し、沿岸の重油が生分解されていることから、その環境下にてサンプリングが開始されました。
その後微生物の抽出が進められ、何種類かの油を分解する微生物の発見に成功しています。
2010年の環境浄化資材市場はおよそ3000億円近くにのぼっており、環境関連の規制が強化の傾向にある昨今では、今後も日本の環境浄化ビジネスの市場規模は拡大されていくと推定されています。

アメリカでの微生物による油分解の背景

アメリカでは、このような微生物による環境浄化技術は、日本より約20年先行しているといわれています。
これは主に油田などでの微生物による環境浄化の歴史が長く、優秀な微生物が抽出されている結果なのです。
このような環境浄化ビジネスの世界市場は2006年には約6920億ドルの規模となっており、環境政策に関する傾向は今後も環境保護の推進が求められ、環境浄化技術の輸出を積極的に奨励しています。

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